パナソニック自動車でリストラ追加の人数

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パナソニックが自動車・産業用機器事業でリストラ追加を発表しており、5000人の社員がリストラされます。パナソニックは中村改革失敗により、70000人以上の社員をリストラすると発表していますが、さらに増加するようですね。

(1)パナソニックのリストラ継続

パナソニックは業績悪化によるリストラを継続していますが、リストラは2012年の段階で実行と計画を合わせると70000人となっていました。パナソニックのリストラは、追い出し部屋という名前が社会に定着するほど衝撃がありましたが、業績回復のためにリストラが続いています。

パナソニック大坪会長リストラ退任を発表しましたが、中村氏と大坪氏が主導した三洋電機買収の結果を見ると、財務が悪化しただけで成果はありませんでした。パナソニックは、中村改革失敗による負の遺産に苦しんでいることは、リストラを継続していることからも分かります。

(2)パナソニック自動車・産業用機器事業で大量のリストラ

パナソニック自動車でリストラ追加の人数について、2013年5月30日のロイターが、パナソニック、自動車・産業用機器で約5000人削減へを報じているので見てみましょう。
パナソニック は30日、自動車・産業用機器事業の人員規模について、2013─2015年度の3年で約5000人圧縮する計画を明らかにした。
パナソニックは、自動車・産業用機器事業で大量のリストラを発表しており、5000人の社員を削減する計画のようですね。パナソニック自動車分野に投資(1)を見ると、津賀社長は自動車事業の強化を発表していますが、リストラを行って特定分野の競争力を高める方針のようですね。

(3)自動車・産業用機器の部門は社員数10万人超

自動車・産業用機器を担う社内分社「オートモーティブ&インダストリアルシステムズ(AIS)社」を統括する山田喜彦専務が30日のアナリスト説明会で話した。12年度のAIS社の人員規模は約11万1000人で、15年度には10万5000─6000人を想定しているという。
パナソニックは、自動車・産業用機器の部門のリストラを発表していますが、リストラ後も社員数が10万人超であり、パナソニックの企業規模が非常に大きいことが分かりますね。

パナソニック自動車部品カルテルで罰金が2013年7月に報じられており、100億円単位の罰金発生に加えて、日系自動車企業との取引関係に影響がでるのか注目ですね。

(4)自動車・産業用機器の部門は6事業が赤字

12年度に2期連続で巨額赤字を計上したパナソニックは、13─15年度の中期経営計画で、薄型テレビなど赤字事業を個別に解消していく方針。このうちAIS社は12年度に、半導体(システムLSIを除く)など6事業で計600億円弱の赤字を計上した。13年度には、赤字を4事業に減らし、14年度にはAIS社の全事業で黒字化を目指す。
パナソニックが、自動車・産業用機器の部門でリストラを継続する理由は、赤字事業が多いことが理由のようですね。パナソニックの津賀社長は、各事業の採算管理を徹底することを発表しており、大幅なリストラはその方針に沿った形となります。

(5)半導体事業のリストラ

最大の課題は半導体事業で、すでにシステムLSIは富士通と今期中にも事業統合する方針。残る半導体事業は12年度に205億円の赤字を計上。国内拠点の再編や人件費削減など固定費削減を徹底し、13年度に赤字を33億円に圧縮し、15年度に68億円の利益計上を目指す。
パナソニック提携とリストラ 富士通と半導体でまとめましたが、富士通と台湾の半導体会社であるTSMCと統合することで、半導体事業をリストラするようです。
  1. パナソニック半導体事業2012年度 205億円赤字
  2. パナソニック半導体事業2013年度 33億円赤字
  3. パナソニック半導体事業2015年度 68億円利益
パナソニックは2013年決算は、配当金を支払う方針について言及していますが、主力事業の黒字化達成のために大幅なリストラを決断したのでしょうね。

パナソニックの自動車事業の将来について、パナソニック株主総会2013内容を見ると触れているようですが、多額の役員退職慰労金を支給しており、役員と社員は別世界であることが分かりますね。パナソニック ハンガリー太陽電池工場リストラ理由を見ると、為替レート円安により生産拠点リストラを継続していますね。
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