パナソニック携帯電話ドコモ向けリストラ

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パナソニックが携帯電話事業で、ドコモ向けスマホのリストラを発表しています。パナソニックは海外事業を重視しているとしていますが、日本で市場シェアを獲得している企業が海外市場でも人気なため、販売が順調に伸びるのか注目ですね。

(1)ソニーXperiaをドコモが重視

ソニーのXperiaシリーズをドコモは高く評価していますが、販売奨励金の配分も差をつけることを発表していました。パナソニックとソニーは、携帯電話事業で競合していましたが、パナソニックはソニーや海外勢との競争に敗れた形です。

パナソニックの携帯電話事業とソニーの携帯電話事業は、販売シェアと利益水準で大きな差が生まれることがほぼ確実ですね。

(2)ドコモ向けスマートフォン事業のリストラ

パナソニック携帯電話ドコモ向けリストラについて、2013年6月29日毎日新聞が、<スマホ>ドコモ向けをパナソニックが見送り検討を報じているので見てみましょう。
パナソニックが国内での携帯電話事業を縮小し、今冬以降のスマートフォン(スマホ、多機能携帯電話)の新製品についてNTTドコモ向けの供給を見送る方向で検討に入ったことが29日、分かった。
パナソニックは、ドコモ向けのスマートフォン事業のリストラを発表していますが、販売奨励金の重点配分対象から外れており、採算が合わなくなったのでしょうね。

パナソニックはスマホの製品開発力やマーケティング力で、復活したソニーに大きく劣っており、将来性のある事業で利益を生み出すことに失敗していますね。

(3)ガラケーの販売継続

ドコモがサムスンとソニー製の2機種に販売促進費を集中する「ツートップ戦略」を打ち出し、事業拡大は難しいと判断した。ドコモとソフトバンク向けに実施している折りたたみ式など従来型の携帯電話の供給は続ける見通しだ。
パナソニックは、ガラケーの販売継続を発表していますが、ソニーのXperiaシリーズなどのスマホと違って、世界での販売拡大は見込めそうにないですね。パナソニックITCN株売却リストラの理由は、ツートップ戦略と赤字により、ドコモショップに出資するメリットが薄れたのでしょうね。

(4)携帯電話事業が赤字でリストラ

パナソニックは携帯電話事業で2012年度に81億円の赤字を計上。開発や生産の外部委託を進めててこ入れを図るほか、業務用の堅牢(けんろう)スマホを日米で展開するなどして、15年度の黒字化を目指している。
パナソニックの携帯電話事業が赤字であることがリストラの理由のようですが、製品開発力やマーケティング力が競合他社よりも大きく劣っている状況でしたね。
パナソニックはリストラを継続していますが、役員は他人事のように退職金を受け取っており、株主総会でも批判されていますね。

(5)スマホは海外市場を重視か

一方、海外では米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収するソフトバンクと組み、米国でスマホを販売することも検討する。5月にはスマホでインド市場に参入しており、成長市場の海外に経営資源を集中する。
パナソニック インドでスマホ販売を検討していますが、OEMで調達した商品を自社ブランドで売るため、部品の販売や工場稼働率上昇には繋がらないですね。

パナソニックは携帯電話事業で、ドコモ向けスマホのリストラを発表していますが、ソニーと携帯電話事業で大きな差が開きましたね。

(6)パナソニックがドコモのスマホ撤退

パナソニックは海外事業に集中としていますが、日本で競争力のあるスマホは世界で競争力があるため、復活は厳しそうですね。パナソニック決算2013第一四半期利益が過去最高となっていますが、パナソニックは携帯電話事業のリストラ検討を説明しており、今後に注目ですね。

パナソニック ドコモのスマホ撤退を正式に伝えたと報じられており、ドコモのツートップ戦略による販売台数が計画の30%で赤字が拡大したことがリストラを決断した理由でしょうね。
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